リクエストにお答えして

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みなさんこんばんは、もっかんです。


昨日はどうやらノーヘッドドラゴンにブログの投稿を妨害されてしまったらしく、投稿することができませんでした(本当は酔ってて更新できませんでした、ブロガーとしてあるまじき行為です。)



反省の意味を込めて、本日のブログはしっかり書きます。ヒマとかそういうのではないです。




さて、本日はオナニーについて記事を描きます。


先日、当ブログの熱心なファンの方から「オナニーについての記事を書け」という熱烈なリクエストを頂き、ファンのみなさんとの距離を大切にしたい当ブログはこんなに望まれてるなら仕方ねぇとオナニーについての記事を書くことにしました。


それでは最後までお付き合いください。




僕がオナニーという言葉ですぐに思いつくのが、高校生の頃に同じクラスで、さらに同じくバスケ部に所属していた友人のミッツーです。


高校生2年生のある日、僕らはとにかくオナニーの話で盛り上がっていました。



やれこのAV女優が抜けるだの、試合前の日にオナニーするとパフォーマンスが落ちるだの、どんな男子でもできる共通言語のオナニーはそれはもう宇宙の始まりが如き膨らみを見せ、チームほぼ全員を巻き込んで盛り上がっていました。



その中で、ミッツーは言い放ったのです。


「オナニーしたことねぇ」



と。



僕らは

「何いってんのw」とか

「そーいうキャラちゃうやろw」


などと茶化していたのですが、


「冗談じゃなくてさ…マジでオナニーしたことないんよ…」


というマジ顔のせいで、雲行きが怪しくなりました。



ミッツーは嘘をつくような奴じゃなかったのです。


僕らは固まってしまいました。


覚えたてのあの頃、あんなに夢中になったオナニーを、誰でも話が通じ、オナニーの話なら言語を超えて外人とでも仲良くなれるくらいグローバルな話題であるオナニーを、したことない男子がいる……………?


困惑する中、1人の先輩が言い放ちました。


「ミッツー、お前今日…オナニーしてこい」


今であればパワハラとも取られそうなこの運動部特有の先輩からのプレッシャーに、ミッツーは


「わかりましたw」と笑いながら返事をしました。


もちろん先輩も冗談だったのですが、真面目なミッツーはオナニーを完全に今日の宿題としてしまい、そこでオナニーの話題は途切れました。





Next Day


僕らは駆け寄るように朝練の前に、ミッツーに群がり


「オナニーした?」



と聞きました。

ストレートすぎて普通にやばいです。



ミッツーは怪訝な面持ちで

「したけど……」

と答え、そして少し逡巡してから


「あんま良くなかった」



と、言い放ちました。




僕らを2止めの衝撃が襲いました。





オナニーが?????



気持ちよく?????


ない?????????




僕らは信じられず

「嘘つけよw 隠すなって〜」とか

「2回くらいはしたでしょ?」


と問い詰めたのですが、ミッツーは



「いやさぁ、風呂場でかんばってたんだけど…ぜんぜん気持ちよくなくて………」


と言った後、真顔で



「妹のパンツ、洗濯機から借りたけどダメだったわ、最後出したけど」



と言い放ちました。



僕らは泣きそうになりました。



ミッツーの真面目さに、

そして「オナニーは誰でも最高」という、あまりにも浅はかすぎる思考に。



それ以来、ミッツーにオナニーの話は振っていません。



オナニーの話をしなくても、僕らはミッツーとバスケ部で苦楽を共にした最高の仲間だからです。



オナニーに限らず、自分の中で「当然」と思っていることが、他人の中では「当然じゃない」ことがあります。



それを人は「個性」と呼ぶのでしょう。



僕はオナニーとミッツーから、高校生ながらとても大切なものを学んだと思っています。


それでもやっぱり、オナニーの話は盛り上がりますよね。






余談ですが、司波達也


「性欲はあれど、淫楽の欲求は生じない」


との記載があるので、えっちな気分にはなるけどオナニーはしないのかと思われます。




みなさんのオナニーのエピソードがあれば、ぜひお聞かせください。



それではまた。